まだ東京で働いている頃 、取引先の方(追記:家坂さん)が事務所にきていて、一緒に近くのローソンに夕飯を買いに行った。
その時はかなり忙しく、ゆっくり食べている暇もない状況だったので、パンとペットボトルのお茶だけを買った(買ってもらった)気がする。店員さんの「温めますか?」にいつも通り「そのままで」と答えたんだけど、取引先の方に「え、温めた方が美味しくない?」と言われた。
”パンは温めた方がおいしい”
その時まで”食べ物は温めた方が美味しい”ということを思ったことがなかった。思えば、実家で食べるものはいつでも温かかったし、お店で出てくるものも温かい。コンビニのパンはそのままで美味しいからそういう物だと思ってた。
そう思うとレンジもすごい。時間短縮以前の問題で人は温かい物が食べたい欲求があるのかな。多数の人が食べ物を美味しく食べたいからわざわざそれを温かくしたいんだよね。けど、温めるには時間がかかってた。それを短縮して、全体的に文字通りの幸福度を底上げするレンジ。
”今これが普通だし、これからも普通だと思ってる”みたいな事ですぐ変えられることがあるとして、それを変えた上で上記のようなインパクトが生活に生まれるなら、今まで時間の為に省いてきた生活する上での作業をまた生活の一部として戻してみてもいいのかもしれない。
仕事時の服装はシステム化していて、週一の洗濯で済むところを毎日やってみるとか。それでインパクトがあるか分からないけど、基本的には毎日洗濯したいと思うとして、そのニーズに全自動洗濯機があるとするならば”温めた方がおいしい”並みのインパクトのある体験ができるのかもしれない。